外来魚問題関連情報

アクセスカウンタ

zoom RSS ニホンウナギ 絶滅危惧種の検討続く

<<   作成日時 : 2013/07/05 21:40   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130705/t10015840851000.html
ニホンウナギ 絶滅危惧種の検討続く
7月5日 19時23分

生息数が激減しているニホンウナギについて、世界の野生生物の専門家などでつくるIUCN=国際自然保護連合はロンドンで作業部会を開き、絶滅危惧種を分類したレッドリストに載せるかどうか協議を行っています。

IUCNは、生息数が激減しているニホンウナギを含む世界各地の19種類のウナギについて、絶滅危惧種としてレッドリストに掲載するかどうか、今月1日から5日までロンドンで専門家による作業部会を開き協議しています。
ニホンウナギが協議の対象になるのは、今回が初めてです。
作業部会はウナギの個体数のデータなどを分析し、今後は世界の研究者などからも幅広く意見を集め、レッドリストに掲載するかどうか数か月かけて判断することにしています。
IUCNのレッドリストには、法的拘束力はないものの絶滅のおそれがある野生動植物の国際取り引きを規制するワシントン条約で規制の対象にするかどうか決めるための重要な参考資料となります。
このため、仮にニホンウナギがレッドリストに掲載された場合、輸出入の規制を求める声が高まることも予想されます。
ニホンウナギは日本各地や中国などに生息していますが、過度の捕獲や河川環境の悪化などから、去年の漁獲量はピーク時の昭和36年のおよそ20分の1まで減っており、環境省はことし、絶滅危惧種に指定しました。
.

ウナギの輸入の状況

国の統計によりますと、国内のウナギの供給量は年々、減少傾向にあり、去年は3万7200トンでしたが、このうち、全体の半分以上にあたる1万9700トンを中国や台湾などからの輸入物が占めています。
これらは中国の河口などで捕れたニホンウナギの稚魚のシラスウナギや、別の国から輸入してきた稚魚を現地で養殖したもので、成魚や加工品として日本に輸入されています。
また、近年、国内でニホンウナギの稚魚の不漁が続いていることから、ことし全国の養殖業者が確保した12.6トンの稚魚のうち、7.4トンを香港からの輸入物に頼っています。


「絶滅危惧種」指定の場合の影響は

今後、ニホンウナギがIUCNのレッドリストに「絶滅危惧種」として掲載されても法的な拘束力はありませんが、絶滅のおそれがある野生動植物の国際取り引きを規制するワシントン条約で規制の対象にするかどうか決めるための重要な参考資料になります。
このレッドリストで絶滅危惧種に指定されたヨーロッパウナギは、平成19年のワシントン条約の締約国会議で、輸入をする際に輸出国の許可が義務づけられることが決まりました。
この規制は、成魚だけでなく、稚魚や加工品まで対象となり、これを受けて、EU=ヨーロッパ連合は3年前にヨーロッパウナギの全面的な輸出禁止に踏み切りました。
次に会議が開かれるのは3年後ですが、仮にニホンウナギがヨーロッパウナギと同じように規制の対象になった場合、輸入量が減ることが予想され、国内の供給量もそれに伴って少なくなる可能性が指摘されています。


ウナギ輸入業者に広がる懸念

国内のウナギの輸入業者の間では今後、輸入の規制を求める声が高まって、さらに経営が厳しくなるのではないかという懸念が広がっています。
東京・千代田区にあるウナギの輸入業者は、中国や台湾からウナギの成魚やかば焼きを輸入しています。
多いときではニホンウナギの成魚をおよそ4000トン輸入していましたが、去年は500トンにまで落ち込み、ことしはさらに減る見込みだということです。
全国のウナギの輸入業者でつくる日本鰻輸入組合によりますと、国内に輸入されるウナギの量は、平成13年には13万トンを超えていましたが、年々、減少傾向が続き、去年は1万9千トン余りまで落ち込みました。
その理由として、ここ数年、ニホンウナギの稚魚の不漁が続いた影響で取引価格が高騰し、消費者がウナギ離れを起こして市場が縮小したことなどが考えられるということです。
この業者は今後、IUCN=国際自然保護連合が絶滅危惧種としてレッドリストに載せた場合、輸入の規制を求める声が高まることが予想されるとして、さらに経営が厳しくなるのではないかと懸念しています。
日本鰻輸入組合の理事長も務めているこの業者の森山喬司社長は、「輸入の規制で供給が減ってしまうと価格は高止まりして、ウナギは高根の花になり、消費の市場がさらに小さくなっていくと想定できる。組合としてもお手上げの状態で力がない業者は退場していくしかない。輸入ウナギの業界も絶滅危惧の状態だ」と話していました。


ウナギ生態に詳しい専門家は

これについて、ニホンウナギの生態に詳しい日本大学の塚本勝巳教授は、「ニホンウナギは日本だけでなく中国、台湾、韓国と共有している財産だ。今後、IUCNのレッドリストに掲載されれば、共同で保全対策を進めようという機運が盛り上がるのではないか」と話していました。
また、塚本教授は、過度の捕獲や河川環境の悪化が原因で東アジア全体でニホンウナギが減少しているとして、「日本が主導してそれぞれの国や地域で産卵に向かう天然ウナギを捕らないように、法的な規制を進めるべきだ。また、河川を汚さないようにして、ウナギが住みやすい環境を取り戻す必要がある」と指摘しました。
そのうえで、「世界で生産されるウナギの7割を日本人が消費している。これからも長くつきあっていけるように襟をただして、おいしいウナギをいただくという姿勢が重要だと思う」と話していました。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文
ニホンウナギ 絶滅危惧種の検討続く 外来魚問題関連情報/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる