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zoom RSS 絶滅危惧種:繁殖事業、頓挫10年 飼育に年間100万円

<<   作成日時 : 2013/08/29 22:19   >>

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こりゃ困った問題ですね。

以下引用。
http://mainichi.jp/graph/2013/08/29/20130829k0000e040259000c/001.html
絶滅危惧種:繁殖事業、頓挫10年 飼育に年間100万円
毎日新聞 2013年08月29日 15時00分(最終更新 08月29日 15時02分)

◇淡水魚「ヒナモロコ」 専門家が放流反対「多様性損なう」
環境省の絶滅危惧種に選定されている淡水魚「ヒナモロコ」を繁殖させ、自然に戻そうと福岡市が24年前に着手した事業が頓挫したままとなっている。2002年、専門家から「放流したら遺伝子の多様性を損なう」などとストップがかかったためだ。その一方、人工施設で育てられたヒナモロコの数は40倍ほどに増殖。飼育・繁殖のため年間約100万円を業者に支払っており、事業目的を失った貴重な魚をどうするか判断を迫られている。

ヒナモロコは全長6〜7センチのコイ科の魚。中国、朝鮮半島にも生息し、日本が大陸と陸続きだったことを示す生物地理学の上で重要な魚とされる。国内では、博多湾と有明海湾奥部に注ぐ河川の平野部の一部だけに生息するが、都市化による用水路の減少などで絶滅が危惧され、環境省は1991年にレッドリストに掲載した。

福岡市でも以前は生息していたが、80年に室見川で確認されて以降の確認例はない。市は89年、ヒナモロコを飼育・繁殖している兵庫県芦屋市の自然保護団体から約100匹を譲り受け、繁殖後に福岡市内の河川に放流する計画を発表した。

当初は東区の清掃工場の池で飼育を始めたが、奇形が生まれるなどうまくいかず、92年からは環境調査などを行う一般財団法人「九州環境管理協会」(福岡市)に飼育・繁殖業務を委託。協会の施設で順調に数が増えたため、市が西区に整備した専用のため池でも飼育している。環境保護の啓発にも役立てようと、99年度からは市内の小中学、高校などへの配布も始めた。

しかし、計画に急ブレーキがかかったのは2002年。福岡市内の自然界への放流について、当時の木村清朗九州大教授(故人)に意見を聞くと「繁殖させているヒナモロコは福岡県久留米市田主丸町に生息していたもので、福岡市のヒナモロコとは遺伝子が異なり、放流すると遺伝子の多様性を損なう」「既にヒナモロコが住めない環境になっている福岡市内に放流しても生きられるとは思えない」と指摘された。

福岡市内のヒナモロコは絶滅が確認されたわけでなく、指摘を受けた市は放流できないまま飼育・繁殖事業を継続し、一部を啓発に活用。一方、協会が飼育・繁殖させたヒナモロコは現在約4000匹にまで増え、委託費用は年間約100万円かかっている。市環境調整課は「放流の可能性は限りなく少なくなった。普及啓発に加え、外部と閉鎖し管理できる場所への譲渡も視野にどうするか考えたい」と話す。

ヒナモロコの生態に詳しい福岡県保健環境研究所の中島淳主任技師(陸水生態学)は「ヒナモロコが絶滅危惧種になった経緯を踏まえれば、現状で放流してもなかなか定着しない。外部から遮断された場所に自然繁殖できる場を再生して、福岡市とヒナモロコの関係など歴史も踏まえ知ってもらえるようにするべきだ」と話している。【下原知広】


引用ここまで。

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