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zoom RSS 大分の川には野良グッピーがいる

<<   作成日時 : 2015/08/18 21:43   >>

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さてこういう温泉の排水の影響で定着している熱帯性の外来魚の駆除はどうしたらいいものやら。

以下引用。
http://portal.nifty.com/kiji/130708161096_1.htm
大分の川には野良グッピーがいる - デイリーポータルZ
フェティッシュの火曜日 2013年7月9日
平坂 寛

大分と言えば別府に湯布院と有名な温泉地を抱える日本屈指の湯の里だ。そんな温泉での癒しとくつろぎを求めて、国内はもちろん最近では海外からの観光客も増えているそうだ。
しかし、これらの温泉街に長期滞在を決め込んでいる海外からのお客さんは人間だけではないという。あの有名な熱帯魚、グッピーである。

まずは別府から捜索
そんな「野良グッピー」の噂を確かめるべく、僕は6月末の別府を訪れた。

別府のとある温泉街。石を投げれば温泉宿に当たりそうな街並み。
街の至る所で温泉が湧き、湯気が立ち上る。

旅館をはじめ和風の建築物が多い温泉街。グッピーなんてエキゾチックな魚はとても似合わないように思えるのだが…。

ここで唐突に「熱帯魚」の文字!
しばらく散策していると、温泉の熱を利用して熱帯魚を飼育展示しているという施設を発見した。
なるほど。すでにお気づきの方もおられるだろうが、温泉が湧いているということは一年中温かい水があるということ。グッピーをはじめ、暑い国出身の熱帯魚たちも野外で冬を越せてしまうのだ。

野良ピラルクはさすがにいないよね…?
本当に見つかる。あっけなく見つかる

さて、魚を探すのならやはり川だろうということで別府市内を流れる春木川へとやってきた。

見たところ特に変わった様子は無い、ごく普通の河川だ。

都市河川らしく、きっちりと護岸が整備されている。岸辺にも下りやすく、地元の方が散歩をしている。この日立ち入ったのはかなり下流であったが、川幅は狭く、水深もとても浅い。水温は…よくわからん。こんな平凡平和な川に果たしてグッピーはいるのだろうか。

グッピーはこういう流れの弱い場所が好き。

とりあえず淀みを覗きこんでみると、人影に驚いたのかメダカのような小魚の群れが逃げていくのが見えた。
何だろう?今度はびっくりさせないよう慎重に近づく。

メダカ?いや違う…。

2センチくらいの魚だ。メダカではなさそうだが水面は日光でチラつくし、すぐに逃げてしまうので種類まで確認するのは難しい。らちが明かないので網で捕獲してみる。

なんか派手な模様がある…。

掬い採った小魚たち、よく見ると体にオレンジや青という日本の川魚にしてはちょっと目立つ模様がある。これはひょっとして。

Yes, GUPPYYYYYYYYYYYYY!!!

グッピーだ。本当にいたよグッピー。大分に。
しかも、どうやら思いのほかたくさんいるようだ。捕まえるのは大変だけど。

よく見るとカラーバリエーションが豊富

日中は警戒心が強く、近づくことすら難しい。だが頑張ってなんとか数匹捕まえることができた。
ところでこのグッピーという魚は品種改良が盛んでペットショップや観賞魚店では様々な体色、模様の品種が売られている。熱帯魚界の錦鯉のような魚なのだ。この川のものは代を重ねてほぼ野生の姿に戻っているが、それでもよく見ると装いにそれぞれ個性がある。いくつか例を見ていこう。

緑色が強く、尾ビレに虎柄があるグッピー。

こっちは紫が乗っている。お腹の大きなほくろがチャームポイントか。
こいつはものすごくブルーが濃くて綺麗!写真だと実際の色合いが伝えられなくて悔しい。

お店で売られているようなヒレが大きく、とんでもなくカラフルなグッピーに比べるとさすがにちょっと地味だが、それでも日本の川魚と比べるとやっぱりとても色鮮やかだ。
でもこんなに華やかで綺麗なのは実を言うとオスだけで、メスはずっと地味な外見だったりする。

別府産グッピーのメス。オスと同じ種類の魚とは思えないほど地味。

ところで、グッピーとは中南米原産の熱帯魚だ。温泉街とはいえ、どうしてそんな魚が日本の川にいるのか。どうやらこれは、昔ペットとして飼われていたグッピーを飼い主が逃がしてしまったことに端を発するらしい。
グッピーは繁殖力が旺盛で丈夫な魚なので、冬場の低水温さえクリアできればどこであろうとあっさり定着してしまうようだ。日本では大分に限らず、北は北海道の温泉地から南は温泉こそ無いけどそもそも温暖な沖縄まで実は幅広く分布している。(沖縄のグッピーについてはこちらを参照)

ティラピアという魚の子どもも採れた。これもアフリカ原産の外来魚。

だが、いくら綺麗でもやっぱり日本の川に外国の魚が居ていいはずはない。在来の魚はいないかと日が落ちるまで探しまわったが、結局見つけることができず、少し残念な気持ちになった。
だが一つ発見も。暗くなるとグッピーは眠ってしまうようで、捕獲もぐっと簡単になった。観察してみたい方は夜間が狙い目だ。

夜中にはグッピーにも飽きてしまい、モクズガニやテナガエビを捕まえて遊んだ。一人で。

湯布院にも!
噂の通り、別府にグッピーはいた。ここでさらにもう一つ、湯布院にもグッピーが棲む湖があるという情報を得た。もちろん行ってみる。

おお、いい景色。

金鱗湖(きんりんこ)。湖と名がつくが、周囲は400mほどしかないので徒歩でも簡単に一周することができる。
湖底からは温泉が湧いており、冬場や早朝には朝霧が立ち込め幻想的な光景となる…らしいのだが、残念ながら今回は梅雨時の夕方だったのでその絶景は拝めなかった。だがそれでも十分景色は良い。それに今日はどうせほとんど水中しか見ないのだし、関係ないのだ。

金鱗湖の名前の由来が書かれた看板。

命名者は、夕日の中で跳ねた魚の鱗が金色に輝いて見えたから金鱗湖と名付けたそうだ。その魚がコイだったのかフナだったのかは分からないが、少なくともグッピーではなかったろう。もし、当時すでにカラフルなグッピーたちがいたのなら、この湖も「七色鱗湖」とかいう手塚治虫テイストなネーミングになっていたかもしれない。

湖畔にたたずむ茅葺屋根は共同浴場。
さすが湯布院。湖のほとりにも浴場がある。「下ん湯(したんゆ)」という小さな共同浴場で、混浴であるらしい。「混浴!」とテンションが上がったが、今はそんなことよりさっさとグッピーを探さないといけない。湖面を覗こう。

お前は…!

グッピーは見当たらないが、口の大きなクロダイみたいな魚がうようよしている。一見して普通の川魚ではないが、この魚は沖縄やタイを旅行した時にイヤというほど見た。先程も子どもの写真がチラッと登場したが、これはカワスズメ、またの名をティラピアというやつだ。

やたら多い。大きなものは40センチ近くある。

いろんな色のティラピアが混じっている。全部同じ種類なんだろうか?

このティラピアもアフリカからやってきた熱帯魚だが、鑑賞魚ルートで入り込んだグッピーとは移住の経緯が異なる。この魚は味が良く、簡単に養殖できるということで食用魚として各地の温泉に持ち込まれたのだ。が、結局あんまり川魚を好んで食べない日本人にはイマイチ受け入れられず、その子孫がこうして野良になってしまったというわけらしい。うーむ、野良魚にも歴史ありだ。

水中撮影。ヒレのエッジが赤く、なかなか毒々しい色合い。でも美味い。

ちなみに手にしたカメラを水中に突っ込むと、温泉のおかげか少しだけ水がぬるいような気がした。
いや、この日は十分気温が高かったし、本当に気のせいなのかもしれないが。

こちらは緑がかっている。他にも水色のものや縞々のものもいた。

この金鱗湖ではティラピアがずいぶんと幅をきかせており、別府に唸るほどいたグッピーは比較的少なかった。
その代わりオイカワやナマズなど、日本産の魚たちの姿も見られてほっとした。彼らも冬に寒い思いをせずに済む湯布院を気に入っていることだろう。

まあグッピーも目立たないだけでちゃんといるんだけど。

温泉の前に、川にも入ってみよう
別府や湯布院、それから全国各地の温泉地を訪れた際に暇ができたら、温泉で暖まる前にちょっと川も覗いてみよう。グッピーたちに会えるかもしれない。外来魚問題に関心がある人も、そういうのよく分かんないという人も、日本の地でガッツリ生きているグッピーを見ると何かしら思うところがあるはずだ。

掬ったグッピーはメダカ鉢で飼っているが、せっかくの綺麗な模様が全然見えない。やっぱり熱帯魚はガラスの水槽で楽しむもんだ。

引用ここまで。

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