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<<   作成日時 : 2015/10/11 01:18   >>

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まだまだ我々に取って守らなければならない対象は多いという事ですね。

以下引用。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/200244
なぜ新種発見相次ぐ? ドジョウの謎に迫る
2015年10月09日 23時00分

「どんぐりころころ」など多くの童謡に登場し、身近な魚として古くから親しまれているドジョウ。実は今でも相次いで新種が見つかっている。福岡県保健環境研究所(同県太宰府市)の研究員、中島淳さん(38)が宮崎県大淀川水系で見つけたドジョウも今年、新種の「オオヨドシマドジョウ」と発表された。国内に生息する31種のうち、過去3年間に新種と認められたのは10種に上る。中島さんが「環境変化のバロメーター」と考えるドジョウの謎に迫った。

「ひょっとして新種?」。2009年7月、九州大工学研究院の研究員だった中島さんは淡水魚の調査で訪れた宮崎県で胸を高鳴らせた。網ですくったドジョウ2匹は体長6〜7センチ。九州全域に広く生息するヤマトシマドジョウに比べ、オスの胸びれの付け根の骨が長方形などいくつかの特徴があるように見えた。

大淀川は5千〜4千年前まで、志布志湾(鹿児島県)に注いでいたが、霧島連山の火山活動で都城盆地周辺が火砕流で覆われ、水路が変わった。ここにしか生息しない水草「オオヨドカワゴロモ」など特徴的な動植物が見つかることで知られ、中島さんは「火山活動でも生き残った生物が隔離され、独自に進化したのではないか」と推測する。

大淀川水系で見つかった2匹は遺伝子解析からも新種の可能性が高まった。中島さんは他の河川で採集したドジョウや、研究者仲間から送ってもらった標本と比較し、数年かけて大淀川水系のドジョウの特徴を特定。日本魚類学会が新種と認め、今年7月に発行された学会の英文誌「イクチオロジカル リサーチ」に中島さんの論文を掲載した。

ヒゲ面と丸い目が愛らしいドジョウはコイの仲間。日本では平野部の河川や湿地に生息し、水田を産卵場所にするなど日本人の暮らしに寄り添ってきた。地域では鍋物にしたり、熊本や大分の一部ではだご汁に入れたりして独自の「ドジョウ文化」も育んできた。

中島さんは「オオヨドシマドジョウ」のほかにも、これまで博多湾に注ぐ河川に生息する「ハカタスジシマドジョウ」や琵琶湖(滋賀県)の「ビワコガタスジシマドジョウ」など9種を確認、いずれも12年12月に学会誌で新種と発表された。九州には新種4種を含む9種が生息している。

一方でドジョウは近年、水田の減少や、水路と水田の行き来を難しくするほ場整備で繁殖環境が変化したこともあり、生息数が減少。福岡県は14年に改訂したレッドデータブックで「ハカタスジシマドジョウ」など7種のドジョウを絶滅危惧種に指定している。本州では中国から輸入した養殖用のドジョウが河川で混在し、日本固有種がどれぐらいの割合で生存しているのかはっきりしない地域もあるという。

福岡県保健環境研究所で環境生物を担当する中島さんがドジョウに注目するのも「日本人の生活に密着した魚で、身近な環境の変化を測るバロメーターになる」と考えるからだ。研究所が県内のビオトープなどで行う生物観察会で講師を務めながら、参加した子どもたちにドジョウ観察の大切さを説く。

中島さんは、オオヨドシマドジョウの学名を「Cobitis sakahoko(「サカホコ」という名のシマドジョウ)」と名付けた。大淀川の源流の高千穂峰山頂にそびえる「天の逆鉾(さかほこ)」にちなんだ。胸びれの形も、「鉾」のような長方形であることが特徴だ。

「その地の歴史に育まれたドジョウは、絶滅したからとよそから連れてくることはできない。絶滅しない環境を保つことが大事」。観察会で中島さんはそう語り掛ける。

=2015/09/28付 西日本新聞夕刊=

引用ここまで。

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