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<<   作成日時 : 2016/07/21 12:30   >>

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安易な放流行為に頼るより生息環境の保全が一番です。

以下引用。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/feature/CO005563/20160704-OYT8T50054.html
メダカ守れ ほ場整備で工夫
2016年07月11日

土水路を一部残す/魚道設置

水田地帯にいるメダカやドジョウなどの淡水魚を保全する取り組みが注目されている。耕作放棄で水を張らない水田が増え、水田の集約化にともなう「ほ場整備」で、生育環境が悪化しているためだ。保全を促すため、環境省の検討会は今年4月、全国の取り組みを盛り込んだ提言をまとめた。提言で紹介された岩手県一関市の水田を訪ねた。

一関市東部の山あいにある門崎かんざき地区。地元の農家で組織する農事組合法人「門崎ファーム」(会員189人)の田んぼを6月中旬に訪れると、水田脇の水路にたくさんのメダカが泳いでいた。ため池から水を引き入れる水路のうち、2000メートルはコンクリートで固めず、土がむき出しになった「土水路どすいろ」が残る。

案内してくれた組合長の千葉栄恒えいこうさん(74)は「このあたりの水田は水温が高く、メダカのエサになるミジンコなどが豊富。メダカの繁殖地には最適な環境」と胸を張った。

門崎地区では2004〜13年度に田んぼ1枚あたりの面積を広げ、水路をコンクリート化するほ場整備を行った。コンクリート水路は崩れにくく、水漏れの心配も少ない。農地の集約で農機具が使いやすくなり、増水時には水田の下に埋めた排水管から排水できる。水位管理も容易になるメリットが期待できた。

一方、土水路をなくせば、メダカが鳥などの天敵から身を隠す場所がなくなる。水田で繁殖したメダカが排水と一緒に排水路に流出、田んぼに戻れなくなる恐れもあった。

組合で話し合ったところ、「愛着のあるメダカが全滅するのは忍びない」との声があがり、岩手大の広田純一教授(農村計画学)らの協力を得て、64ヘクタールある水田のうち6ヘクタールでメダカに優しい整備を行うことにした。

もともとあった土水路の一部を残し、メダカが水田と行き来できる「往来工おうらいこう」も再整備した。

メダカは泳ぐ力は弱いものの、川の流れに逆らって泳ぐ性質がある。このため、流路をジグザグにして流れを弱める魚道を整備し、メダカの性質を利用して、いったん排水路に流出しても田んぼに戻れるようにした。広田さんの調査では、魚道の下側の水たまりに放したメダカの約15%が魚道を上って土水路に戻ることが確認できた。

門崎ファームは3年前から、この水田のコメを「門崎めだか米」として販売している。近くの田んぼで作るコメより約15%高い値段だが、売れ行きは好調という。千葉さんは「メダカが暮らせる田んぼで作ったコメで、安全をアピールできる」と語った。

メダカの生息環境は戦後、悪化し続けている。宅地開発やほ場整備で生息適地が減り、環境庁(当時)は1999年、メダカを絶滅危惧種に指定した。他の淡水魚も減少し、現在、国内の淡水魚(河口部の汽水魚を含む)の42%が絶滅危惧種になっている。

環境省の提言は、淡水魚のエサが豊富で産卵場所にもなる水田の重要性を指摘し、淡水魚が水田と水路を行き来できる工夫が必要との認識を示している。

一関市の事例のほか、ドジョウの仲間「アユモドキ」を守るため、休耕田に水を張る岡山市の事例や、保護池の設置や外来魚のオオクチバスの駆除で、体長10センチほどの小魚「イタセンパラ」を保全する富山県氷見市の事例などが紹介されている。提言をまとめた検討会の委員でもある広田さんは「農家が減り、水環境の維持が難しくなっている。社会全体で支える仕組みが大切」と訴えている。(江村泰山)

2016年07月11日

引用ここまで。

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