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zoom RSS 「希少種私たちが守る」佐賀西高サイエンス部 アリアケスジシマドジョウ、生態調査や人工繁殖 [佐賀県]

<<   作成日時 : 2017/06/05 23:14   >>

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素晴らしい試みだと思いますが後継者がきちんと育ってくれると良いのですが。

以下引用。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/321337/
「希少種私たちが守る」佐賀西高サイエンス部 アリアケスジシマドジョウ、生態調査や人工繁殖 [佐賀県]
2017年04月13日 06時00分

佐賀市の佐賀西高サイエンス部の生徒が、有明海への流入河川に生息する絶滅危惧種「アリアケスジシマドジョウ」の人工繁殖を試みている。主要な生息域となっている同市鍋島町蛎久(かきひさ)で県の農地整備事業が進んでいることもあり、生徒たちは希少な個体を守るため、生態調査や繁殖実験に力を注いでいる。

アリアケスジシマドジョウは有明海沿岸の佐賀、福岡、熊本の水路や小川に生息。福岡県保健環境研究所の研究員、中島淳さんが2012年、ニュージーランドの動物分類学の学術誌「Zootaxa(ズータクサ)」に新種として発表した。全国のスジシマドジョウを遺伝子や形態の違いで10種に区別したうちの1種類。体長7〜8センチの淡水魚で、平野部の流れが緩い場所を好むという。

環境省のレッドリストでは「近い将来に野生での絶滅危険性が高い」とされる1B類に分類されている。中島さんによると、スジシマドジョウは環境の変化に弱く全国的に生息域が減少。産卵時期や場所、繁殖方法には未解明な点も多い。

佐賀西高サイエンス部は、14年度に始まった蛎久地区の農地整備が「アリアケ」の成育に影響するのではないかと考え、15年度に繁殖実験を開始。手法は論文や専門書で学んだ。

1年目は春から夏にかけての繁殖期に雄と雌1匹ずつを水槽で飼い、雌に性腺を刺激するホルモン剤を投与したが無精卵に終わった。受精の確率を上げるため、2年目の昨年は雄6匹と雌3匹で実験。同様にホルモン剤を与えると約900個の受精卵が確認でき、約半数がふ化した。現在12匹が育っていて、約9カ月で3センチ程度に成長した。

部員の3年山口真太郎さん(17)は「次は生まれたドジョウに卵を産ませたい」と話す。繁殖させたドジョウは生態系への配慮から放流する予定はないが、顧問の矢川慎一郎教諭(49)は「個体数が減る前に保護の方法や人工繁殖の技術を確立させたい」と話す。
県の農地整備も、環境に配慮した手法で進んでいる。佐賀中部農林事務所は14年度、農家の要望を受け、農道拡幅や排水機能強化のため、同地区の約80ヘクタールで工事に着手。職員は専門家の助言を受け、もともと生息するタナゴやドジョウ、メダカ、フナなどをあらかじめ保護、近くの小川や整備済みの場所に“引っ越し”させている。

新たに整備した水路の底面は本来の土砂を残し、一部に生き物が避難できる深みを確保。干ばつで水位が下がっても水が残るよう工夫した。コンクリートの側面にも小魚が入れる空間を設置。全体の工事は19年度に完了する予定で、同事務所は「希少な生き物や環境を守りながら、効率的な農業ができる土地を整備したい」とする。

佐賀西高は今年1月、福岡市で開かれた「九州高校生徒理科研究発表大会」で実験成果を発表。九州・沖縄の17校が出場した生物部門で最優秀賞を受けた。生徒たちは蛎久地区の3カ所で、体長や生息数、性別の調査を続けている。

佐賀大農学部の徳田誠准教授(生態学)は、生徒たちの活動について「(アリアケスジシマドジョウの)人工繁殖を研究する機関は聞いたことがなく、意義あること」と評価する。

自身も15年秋から、蛎久地区に生息する約千匹に印を付けて寿命や産卵場所を調査しており「農地整備がドジョウの成育に影響するのかを客観的に調べ、的確な保護の方法を情報提供したい」と話している。
=2017/04/13付 西日本新聞朝刊=

引用ここまで。

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