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<<   作成日時 : 2018/06/23 04:21   >>

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まあ言いたい事はおおむね同意できるんですけど。

>日本の小さなタナゴやフナを釣るよりも、外国産の大きなライギョやブラックバスを釣るほうが楽しいということですよね。これも、閉鎖的な釣り堀の環境で楽しむぶんには何の問題もありません。


この一言は同意できません。日本古来の小物釣りは大物狙いのスポーツフィッシングとは別の楽しさがあると思うし、たとえ釣り堀でも特定外来種の場合は持ち出しや流出の元凶となる可能性が高いですから将来的には縮小、廃止の方向に向かってゆくべきです。バスに関しては既に芦ノ湖からの持ち出し禁止というルールが破られて現在の状況になっている訳です。

以下引用。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180622-51051925-nkdualz-env&p=1
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180622-51051925-nkdualz-env&p=2
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180622-51051925-nkdualz-env&p=3
池の役割は時代とともに変化 大切なのはルール作り
6/22(金) 14:10配信
日経DUAL

「爬虫類ハンター」こと静岡大学の加藤英明先生は、日本の生態系に影響を及ぼす外来生物の問題に長年取り組み、子どものころから身近な自然環境に関心を持つことが大切だと強調します。人と自然がこれまでどのように関わってきたのか、その変化を知ることがで...

「爬虫類ハンター」こと静岡大学の加藤英明先生は、日本の生態系に影響を及ぼす外来生物の問題に長年取り組み、子どものころから身近な自然環境に関心を持つことが大切だと強調します。人と自然がこれまでどのように関わってきたのか、その変化を知ることができるものの一つが池です。

 池に外来種の魚がいたら問題なのでしょうか? いいえ、そうとは限りません。この記事を読んだ後、ぜひ親子で池のある公園に出かけて、どんな生き物がいるか観察してみてください。

●大自然の中でブラックバスを釣るのは楽しいけれど…
前回は、ペットとして気軽に飼われた外来生物のアカミミガメが池や川に大量に放され、全国で800万匹にまで増えているということを紹介しました。同様のパターンでもう一つ挙げられるのが熱帯魚です。グッピーやアロワナなど、見た目も華やかで観賞用にはとてもいいですが、やはり途中で面倒を見きれなくなり、野外に放されることがあります。

観賞用以外に、釣りなどのレジャー目的でも様々な外来種の魚が日本に入ってきています。日本の小さなタナゴやフナを釣るよりも、外国産の大きなライギョやブラックバスを釣るほうが楽しいということですよね。これも、閉鎖的な釣り堀の環境で楽しむぶんには何の問題もありません。でも釣り人の心理として、大自然の開放的な環境で釣るほうが、魚も大きくなるしもっと楽しいと考えてしまう。そうして野外に放流されたことが、生態系に影響を及ぼす結果になっています。

●農業用水確保が目的だったため池、今はゲームフィッシングの場に
大事なのは、自然を保護する場所とレジャー目的で利用する場所をきちんと分けることです。例えば池はもともと人工のものです。農業用の水の確保を目的として全国各地にため池がつくられ、そこには在来種のトンボなどが来ていました。また、食用の魚をそこに入れて、大きくなったら捕って食べるという使われ方もしました。しかし、フナやコイを食べる人は減り、田んぼもバルブを開け閉めして水を引ける時代になった。そこでため池は、外来種の魚を放してゲームフィッシングを楽しむ場所に変わっていったりしています。

本来の目的では使われなくなった池を、在来の生き物が集まる昔ながらの自然環境として残しておきたいのか、それとも有料で釣りができたり、外国産のコイを放して、餌やりが楽しめるようにしたりするのか。その池だけに外来生物を放すのであればいいのかもしれないし、餌のパンの売り上げが、池や池のある公園の維持管理につながるかもしれません。

池をどちらの方向で利用したいのかを地域内で明確にしておかないと、考え方が異なる人の間で摩擦が生じます。在来種を守りたいという人が意見を押し通して外来種を駆除したとしても、レジャー利用派の人がまたぽんと外来種を入れたら、それでおしまいです。

各地の水抜きに参加してみると、最近は在来の生き物が増えてほしいという要望が多いですね。池の水抜きも、最初は「抜いたらどうなっているんだろう?」という興味が大きかったんだと思いますが、今は水を抜いた後の管理をしっかりすることや、「どんな池にしたいのか」ということも地域で考えられているようになってきています。

メダカだと思って飼ったら…罰金300万円!?

昔は自然というのは当たり前にあるもので、それを大事にしようというよりは、どうやって人間が便利に使おうかという視点で考えていたと思います。でも、ルールもなく自然を自由に利用した結果、環境が悪化してしまった。それを元に戻したいということが、多くの地域で言われています。子どもたちにも「どんな環境にしたい?」と聞くと、「トンボやメダカがいるような、きれいな場所にしたい」という声が返ってきますね。

下の写真を見てください。よく似ていますよね。左は昔から田んぼや川にたくさんいたけれど、今や数が激減し、絶滅危惧種に指定されているメダカ。右は逆に増えている、アメリカ原産の外来種カダヤシです。カダヤシは、外来生物の中でも特に人や自然環境への被害が大きい「特定外来生物」に指定されています。メダカだと思って飼育や繁殖、放流をしたら、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられます。

このカダヤシ、もともとは行政が1970年ごろ、積極的に川や池に放したのです。理由は蚊の幼虫であるボウフラを食べてくれるから。昔は生物農薬といって、天敵に生き物を駆除させる方法がとられました。でも、同じことはカダヤシではなくメダカでもしてくれるんです。

また、沖縄には今、マングースがたくさん増えてしまっていますが、これもハブを食べてもらうことを目的に導入されたのが始まりです。でもマングースは昼間に活動し、ハブは夜に活動するので、そもそも会わないんですよ。100年ほど前には、それを知っている人がいなかったんですね。だから、一般の人たちであっても専門家であっても、生き物についてちゃんと調べて、適切な扱いをしないといけないのは同じです。

●昔は食べていたウシガエル、今は駆除の対象
生き物の定義や扱いは時代でも変わります。おじいちゃんやおばあちゃんは、昔の自然環境のことが頭に残っていて、「昔はこんな生き物はいっぱいいたよ。ウシガエルも捕って食べていたよ」なんて孫に話したりします。でもウシガエルは今、駆除が必要な特定外来生物です。

ハクビシンは、少し前までは在来種だと考えられていました。しかし研究の結果、もともと日本にいた生き物ではないことが分かった。果樹への被害も深刻になっているので、今は積極的に捕獲すべき対象に変わっています。

ハンターになって、水辺の草むらに目を凝らしてみる

身近なところで外来生物が問題になっていること、それを解決するためにはどうしたらいいかということ。こうしたことについて考えられるように育った子と、何も学ばずに育った子では、環境に対する行動が大きく変わります。

人間が生きていくうえで、生き物との関わりは避けて通れません。だから、生き物についての専門的な仕事に就いてほしいということではなく、むしろ学んだ子がいろんな分野に進んでほしいと思っています。例えば靴を作るという仕事を見たときに、東南アジアの一部の地域では、まだ廃材や廃液を川に捨てるといったことが行われています。でも、それが生物にどんな影響を与えるかという視点があれば、いざというときに環境に配慮した行動が取れるようになりますよね。

生き物は、探せばいろんなところに隠れています。外敵に見つからないようにしているので意外と見つけるのは大変ですが、ハンターになった気分で、身近な公園に出かけて水辺の草むらなどに目を凝らしてみてください。一見何もいないと素通りしてしまう池でも、よく見るとカメが顔を出していたりしますよ。

最近は都市型の公園だと、「こんな生き物が見られますよ」とか、「こんなものがいたら困るので教えてください」といった案内の看板があったりします。また、地域のボランティアや、環境指導員といって、行政が開催するセミナーで専門家から学んだ方もいると思いますので、分からないことがあったらどんどん聞いてみてください。

野外に放されてしまった外来種は一匹残らず捕獲しないと、問題は解決しません。みんなの目で水辺を見ることで、変な魚がいたら行政に連絡してもらえるし、カメや熱帯魚を放そうとする人がいたら止めることもできる。誰でも環境改善に貢献することができます。大人も子どもも、地域のみんなが関心を持ち、解決するものだという意識を持ってもらえたらいいですね。
(取材・構成/日経DUAL編集部 谷口絵美)

加藤英明(かとう・ひであき)
静岡大学教育学部講師。1979年静岡県生まれ。静岡大学大学院教育学研究科修士課程修了後、岐阜大学大学院連合農学研究科博士課程修了。博士(農学)。カメやトカゲの保全生態学的研究を行いながら、学校や地域社会において環境教育活動を行う。また、未知の生物を求めて世界中のジャングルや砂漠、荒野へ足を運び、その姿は「クレイジージャーニー」(TBS)で「爬虫類ハンター」として紹介されている。外来生物が生態系に及ぼす影響についての研究にも取り組み、「池の水ぜんぶ抜く」(テレビ東京)に専門家として参加するなど幅広く活動中。

引用ここまで。

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